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2018年6月11日 (月)

買い物日記【つげ義春】

知らない間に、
つげ義春関係の本が2冊出ていた。
いつもは鬱陶しく思うアマゾンからの広告メールも、
こういう時はありがたい。
早速注文。

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▲スペクテイター〈41号〉 つげ義春 (2018/2/22) 発行:エディトリアル・デパートメント 発売:幻冬舎

 アックス 第119号 特集・つげ義春 生誕80周年記念 祝・トリビュート! (2017/10/25)青林工藝舎


スペクテイターもアックスも、
盛り沢山の内容で充実。
編集の方々に感謝します。
特にスペクテイター巻末のつげ先生近影は、
あまりにありがたく、
しばし涙・・・。


スペクテイターは初めて購入した。
もう41号とのことだが、
今まで店頭で見かけたことはない。
アックスも創刊時(20年ほど前)には、
地元の書店にも並んでいたのだが、
今はそんな書店自体がなくなってしまった。

書店は、

あるにはあるのだが・・・。


昔、ガロをよく買っていたのは、
町角の、それこそ3畳くらいの狭い本屋だ。
あの頃はそんな小さな本屋にも、
ガロやCOMが置いてあった。
なんて豊かな時代だったんだろう、
と、考えてみれば、
もう40年以上も前の話、
そんな昔話をしてもしょうがないね。





つげ先生、もう80歳になられるのか、
新作を描かなくなってもう30年以上になるのかと、
あらためて月日の流れを思う。



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日々、その日その時の気分で、
その気分に合うつげマンガを読み返している。

「実はまだ二階にいるのです」とか、
「そりゃあんまりだよう」とか、
「サンビスしますから」とか、
「夜が入ってくるじゃないか」とか、
「一回きりならゆるせると思ったが四、五回ではもう」とか、
そんなセリフも日常の場面で、
思わず口にしてしまう。

だから30年の空白といわれると、
あらためて驚いてしまう。

「近況は、早くこの世からおさらばしたい、
もうそれだけですよ」とおっしゃるつげ先生だから、
もう新作は見られないかもしれない。
でもいい。
今までの作品を読み返すだけでも、
余生は静かに豊かに過ごせる。

と、言いつつも、
「ひょっとしたらいつか、つげ先生の新作が」と思えば、
それまではなにがなんでも生きていたいと、
長生きを願うオッサンなのであった。


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  今、雑誌などに掲載されてる作品は、
  「今、流行っているもの」
  「これから流行りそうなもの」
  「読者に受けそうなもの」
  今も、昔も、商業作品とはそういうものなのだが・・・
  つげさんの作品は、そのどちらでもないような気がする。
  つげさんの作品は、何年たっても古くならないし、
  何年たっても新しい。

  スペクテイター「あの頃の、つげ義春とぼく」山口芳則

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▲実弟のつげ忠男さんの本も並べてみました。





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