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2018年5月28日 (月)

本を売る

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本好きは、
誰も一度は古本屋を夢見るだろう。
客商売は苦手でもネット古書店なら・・・とか。

ぼくも夢見た。




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まあ、夢だから楽しいのでね、
現実はどんな商売でも、
グータラではつとまらない。
すぐに諦めた。


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▲「古本屋台」 Q.B.B(作:久住昌之、画:久住卓也)2018年4月(集英社)

で、これは、
屋台で古本を売るという夢のような商売のまんが。
うん、これなら家賃もいらないしなあ、
と、ついまた夢見てしまいそうになったが、
まあ、それこそ夢だから楽しいので・・・。

まんがの中でも、
誰も来ない雪の夜もあるし、
屋台を引くのは重そうだし・・・。
それでもこの古本屋台にはけっこうお客さんが来て楽しそうだ。

ネットには「もう特定層の願望そのもの」とか、
「ほんとにこんな屋台があったらいいのに…」
「あれば毎晩行きたい」とかいったレビューが並んでいる。



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▲今日のルテン

ぼくが事務所として借りてたこの部屋も、
いつのまにか壁が本棚で埋まって、
ここに始めてくる人は大抵「ここは古本屋ですか?」と聞く。
それでこの頃は、金・土の夜は珈琲などを用意して、
古本喫茶の真似事みたいなことを始めた。
でもあまり人は来ない。

少しばかり売りものの本も置いてあるが、
108円で買ってきた本を100円で売ってるわけで、
売れれば売れるほど損という話。

こんなこと、
金のなる木があるじゃなし、
いつまでもは続けられないが、
でもこんなことをやってみたかったんだ、
多分、ずっと、
こんな役に立たないことを。




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▲「古本屋台」に出てくる本で、この部屋にある関連本を集めてみた。

 つげ義春選集 つげ義春 1986年 小学館
 ヨシボーの犯罪 つげ義春 1992年 小学館
 こどものやまい 鈴木翁二 2003年 珈琲文庫
 夢泥棒 赤瀬川原平 1975年 学藝書林
 背中の志ん生 古今亭圓菊 2001年 うなぎ書房
 遊覧日記 武田百合子・武田花 1993年 ちくま文庫
 日日雑記 武田百合子 1997年 中公文庫(作品中では1997年の単行本)
 火星年代記 レイ・ブラッドベリ 1976年 ハヤカワ文庫(作品中では1963年の単行本)

 (ただし
  「つげ義春選集」は出てこない。出てくるのは「つげ義春作品集(1975年 青林堂)」。
  「日日雑記」は1997年の単行本で文庫版ではない。
  「火星年代記」も1963年の単行本でこの文庫版ではない。)


ということで、
古本屋台の店主と同じく、ぼくも無愛想です。
バイオリンは弾きませんがギターを弾きます。
白波お湯割り飲めます。
稀覯本はありません。
ガロ、つげ義春、ボブ・ディランあたりは結構揃ってます。

特におかまいはしませんが、
かわりに猫が2匹います。

物好きな方はいらして下さい。



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▲今日のブラン





コメント

>本好きは、
誰も一度は古本屋を夢見るだろう。

夢見ました。
何冊か、上の写真の本棚にある本を読んだりしましたが
自分は本を売りたいのではなく
囲まれていたいだけだと、すぐ、気がつきました。

この図書室は理想です。
金の生る木があればよいですねぇ。

えのころさん、ありがとうございます。
少数派の図書室としてひっそりあれればそれでいいんですが、
できればもう少し広がればとは思います。
絶対数は少なくても、
どこかにまだ出会えていないたくさんの人が・・・。

「古本屋台」わたしも毎晩行ってみたいです
「ぶらん亭」さんが近くにあったら毎週末入り浸っていることでしょう
土日の早朝出勤がなくなれば伺いますsign03 ブランちゃんルテン君にも会いたいですcat

ことりのすさん、ありがとうございます。
駄猫と駄本と、
古いレコードがあって、
古びたおっさんが座ってるという、
そんなむさ苦しいところですが、
「古本屋台」の実写版的気分も
少しはあるかもしれません。

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