2016年12月 5日 (月)

聞く楽しみはないけれど

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ブランは耳が聞こえない。
そのせいか、
パソコンの動画を見るのが好きなようだ。



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興味津々の様子。
面白いか?


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今夜は映画にしようかね〜!

 ●マア、ステキ! ナアニ?

ロートレックがモデルの「赤い風車」だよ。テンちゃんも観るか?

 ◆ボクハ キョウミ ニャイ ニャ!


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ブラン、
熱心に鑑賞するのはいいんだけど、
もう少し離れて観た方がいいと思うぞ。


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映画は不遇の画家と酒場の女の話。
なんだか解ってるように観てるブラン。


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ブラン、
ここに来て良かったか?


ここは、
お前がいるから、
ぶらん亭だよ。



ありがとう。


2016年11月29日 (火)

ヒサシブリ ダ ニャ!

一時はほとんど猫ブログと化したかと思われたこのブログですが、
ここんとこしばらく、駄猫どもの登場がありませんでしたね。

いえ、ちゃんと元気にしてるんですがね、

ということで、久し振りの駄猫近況。


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夏の間は見向きもされなかったこの箱ですが、
寒くなってくると駄猫どもの寝箱になります。
朝ひとしきりニャアニャアニャアニャア騒いだら、
あとはもっぱら窓辺に置いたこの箱の中。



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▲左ブラン 右ルテン

覗いてみるとこのとおり。
ふたり仲良くくっついてます。

ブランが手を置いてるあたり、
その敷物の下には湯たんぽを入れてます。
なかなか心地いいようです。




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▲ニャ〜ニ? ニャンカ ゴヨウ?(ブラン)
 オッサン、ノゾクナ! アッチ イケヨ ダ ニャ!(ルテン)



2016年11月28日 (月)

先日のライブ、次回のライブ【2016年11月】

この頃は5時ともなればもう真っ暗、
そうか、11月ももう終わりか、
1年のなんと早いことかと思わずしみじみしてしまう今日この頃、
皆様、お変わりございませんでしょうか?

ということで、そんな11月の終わり、
先週11月26日の土曜日は、
「CAT'S & HAT'S」ライブでした。

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▲「CAT'S & HAT'S」
 左からサポートのトキコさん、師匠フクヤマ・ワタル、弟子カワカミ・ケイコ、サポートのミサトさん

当日は昼過ぎからどんどん冷え込み、
夕方にはかなり激しい雨、
それでもそんな悪天候の中、
駆け付けて下さったたくさんの方々の熱気で、
開演近くには暑くて暖房を切るほどでした。
皆様、ありがとうございました。
人が集まるというのは暖かいものですね。

また、手作りケーキや玉子焼、お酒やお菓子、
たくさんの差し入れも、ありがとうございました。
また、いつもけっこう遠くから来て下さる方の多いぶらん亭ですが、
今回も一番遠い方は久留米から、
さらに福岡の先、遠賀の先、直方・・・、
遠いところから本当にありがとうございました。

さらに、友人のブルースロック好きのおっさんが、
自家栽培の柚子をたくさん持ってきてくれたので、
「ホットゆず」を当日のメニューの中心にしたところ、女性客に大好評!
おっさん、ありがとうございました。



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▲プログラム


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▲プログラム内側

このプログラムは弟子カワカミ・ケイコ作。
内側左下と右上は師匠と弟子との、各々の幼少のみぎり。

ということで、
上のプログラムのように、古い曲、新しい曲、
日本の曲、外国の曲、
交流の深いシンガソングライターの曲等、
雨の音、柚子の香りの中、
多彩な曲がなごやかに進行。


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▲ゲストの宗龍也さんと。
 曲はしみじみ染みる「月の灯り」

最後のアンコールでは始めての挑戦!
なんと弟子ひとりでの弾き語り。
実はこれ、本人は迷ってましたが、
私が席亭の権限で前の日に半分強制的に提案。
恨まずに挑戦してくれたケイコさん、
ありがとうございました。
最後にひときわ暖かな声援と、
大きな拍手で締めくくることができました。
お客様、出演者さん、手伝ってくれたアキちゃん、
改めてありがとうございました。

パーカッションのみさとさん、
猫アレルギーで目も鼻もグシュグシュになりながら、
最後まで頑張ってくれてありがとう。


ということで来月12月は24日(土)、
「しみじみと クリスマス・イブ・ライブ」
です。



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時  12月24日(土曜日) 6時開場 7時半開演
出演 竹内ゆえ、カワカミ・ケイコ、ぶらん亭主人、
   パーマンズのアキちゃん、フクヤマ・ワタル、
   ほか朗読での参加数名、ほか?
   (ただしすべて予定、調整中につき変更の可能性あり)
席料 500円・持込み自由
場所 駄猫と本の部屋「ぶらん亭」
   北九州市小倉北区片野2丁目16-15  
   (居酒屋「たまりば」のビルの2階) 
   電話 093ー951ー6143
   モノレール片野駅下車、徒歩8分ほど

「しみじみと」と銘打ってますが、
まさに土曜のクリスマス・イブですからねえ、
みんなもう各々楽しい予定があるでしょうからねえ、
行くとこないのはお前だけだって!って言われそうですが。
実際、見込みの出演者、お客さん、何人か声をかけてみましたが、
「そんな夜に家をあけたら離婚騒動になりかねないからダメ」、
「うちはサービス業で、最も忙しい時なんだからダメ」、
「夫がとても許してくれないわ!」等々、
でも、あえて、そういう日にやろうじゃないかと、
そういう日にあえて来てくれる人と一時をわかちあおうじゃないかと、
まあ、そんなこんなで、とにかく24日の土曜日です。
本当に少数の、静かなしみじみとした夜になるかも?です。

きっちり出演枠を決めてのライブではないので、
「なぜ俺に、なぜ私に声をかけない?」と思われた歌唄いの方々、
こっちが遠慮してるだけですから、
ここを見てその気になったら積極的に参加下さい、
ただし今回は投げ銭はありません、多分。

ということで、
普段のライブとはまた違った雰囲気の夜になると思います。
家庭も恋人も投げ捨てて来て下さい!とは言いませんが、
お時間の都合のつく方は、
お客さんとしてでも、出演者としてでも、
ぜひお気軽にお越し下さい。
できれば前もってメールもらえるとありがたいです。

なおチラシの天使のような可愛い子猫は、
幼猫時代のルテンです。
今は4歳のおっさんですが、まだ若干面影が残ってます。
見に来てニャ!


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▲今日の猫  左ブラン、右ルテン


2016年11月25日 (金)

明日は「CAT'S & HAT'S」ライブ

いきなり寒くなりましたが、
みなさまお元気でしょうか?

ということで、
明日11月は26日の土曜日は、
60歳過ぎてギターを始めたカワカミケイコさんと、
その師匠フクヤマワタルさんとの師弟コンビ、
「CAT'S & HAT'S」のライブです!!


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時  11月26日(土曜日) 6時開場 7時半開演
出演 「CAT'S & HAT'S」
   (カワカミケイコ・フクヤマワタル)
席料 500円・持込み自由
   できれば出演者には投げ銭にて応援を!
場所 駄猫と本の部屋「ぶらん亭」
   北九州市小倉北区片野2丁目16-15  
   (居酒屋「たまりば」のビルの2階) 
   電話 093ー951ー6143
   モノレール片野駅下車、徒歩8分ほど

最近はあちこち活動の場を広げてる「CAT'S & HAT'S」、
ぶらん亭でのライブは今年で3回目、
毎回満員になってしまい、
今年もすでに沢山の予約を頂いてますが、
確定してない方も若干いらっしゃるようですから、
まだ数名様の余地はあるようです。
いざとなればバックルームもありますから、
どうしようかな〜?と迷われてる方はどうぞお越し下さい。
今なら間に合う「CAT'S & HAT'S」!



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▲去年出演時の「CAT'S & HAT'S」

今年は、キーボードとパーカッションで、
女性ふたりのサポートも加わる予定。
さらに朗読や、宗龍也さんのゲスト出演やと、
いろいろ多彩なお楽しみも用意されてるようです。
数日前から急に冬めいてきましたが、
明日は「CAT'S & HAT'S」ライブで、
あたたかなひとときをご一緒しましょう!


ということで場所のご案内。

日新館中学校、美萩野女子高校の向かい側。
JRだと日豊本線城野駅から15分くらい。
モノレールだと片野駅から8分くらい。

車でお越しの方は、すみません、駐車場はありません。
近所のコインパーキングをご利用下さい。


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4番が一番近くて、うちまで徒歩1分ですが、ちょっと料金が高いですね。
3番が距離的にも料金的にもベストですが、3台しか停められません。
ダメもとで最初に行ってみましょう。
1番、2番からでも、ゆっくり歩いても5分はかかりません。

「四季の里」という料理屋さんの隣のビルの2階です。
下は「たまりば」という居酒屋さん。

ネオンとか看板とかは出てません。
途中に休憩を取りながら、
終演は9時をすこし回ったあたりになるかと思います。
時間のある方は、その後の雑談タイムもぜひごゆるりと。


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▲猫もいます。
 「キテ ニャ!」と申しております。
 (寝てますが)
(右 メスのブラン、左 オスのルテン)


2016年11月17日 (木)

あの1971年

2016年11月13日、レオン・ラッセル死去。
74歳。
ご冥福を祈ります。






▲川の流れを見つめて/レオン・ラッセル


レオン・ラッセルといえば、
「ソング・フォー・ユー」や「スーパースター」の作者として
記憶されている方も多いかもしれない。
ぼくにとっては、なにより1971年のディランとの親交が一番に思い出される。


その年、
ディランはレオン・ラッセルのプロデュースで、
シングル盤「川の流れを見つめて」を発表した。
日本でもそこそこのヒットで、ラジオでもよく流れていた。
曲調はよくあるゆったりめのブルース・ロックだが、
そのサウンドが、それまでのどの時期のディランともまったく違っていて驚いた。
ゴムが伸び縮みするようなネバ〜っとしたギター、
やる気があるのか、ないのか、
まとまってるような、まとまってないような、
ルーズなようで、でも妙に心地いい、
それまで聴いたことのないそのサウンド、
いわゆる「スワンプロック」といわれるものだと後から知った。
同じセッションで「マスターピース」も録音され、
そちらはドーナツ盤を買った。


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▲シングル盤「マスターピース」

その年の夏の終わり、
勤めていたスーパーをクビになった。
ある日主任から呼ばれ、
数日前の遅刻のことや、
絶対に聞いていない伝達事項を
「聞いてないはずはない、聞いてるのに無視したんだろう」と言いがかりをつけられたり、
さらに日頃の勤務態度がどうだこうだとネチネチ責められ、
半分ムリヤリその場で退職届を書かされた。
その時はなにがなんだかわからなかったが、
今で言うリストラだったわけだ。
まあ、その対象に選ばれたというのは、
俺もそれなりだったんだろうけれどなあ。
その時には既に、
同棲していた女のお腹には子供が出来ていた。


おまけにその年は、
ドル・ショックとやらいう不景気で、
新聞の求人欄もじつにお寒い状況で、
再就職はなかなか困難だった。


外国航路の船員になろうかと、
船員組合事務所に行った。
「今は商船大学を出てても職がないんだよ、
どうしても船に乗りたいのならマグロ漁船なら紹介するよ」と言われた。
こちらは、美空ひばりのマドロス演歌にあこがれての軽い気持ち、
いやあ、とことん幼稚で世間知らずだったんだなあ。




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▲バングラデシュ・コンサート
 左からジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、レオン・ラッセル

そしてその年、
ディランはジョージ・ハリスン主催のバングラデシュ・コンサートに出演、
しばらくライブ活動から遠ざかっていたディランが、
久々に大きなイベントに出演するというので話題になった。
そのステージでもレオン・ラッセルが一緒だった。
そして、当時は知らなかったけど、
「川の流れを見つめて」でネバ〜っとしたギターを弾いていた、
ジェシ・エド・デイヴィスも一緒だった。
みんな薄汚くてカッコ良かった。

そしてやはりその年の暮れ、
急遽シングル盤で発売された
ディラン久しぶりのプロテスト・ソング「ジョージ・ジャクソン」、
そこにもレオン・ラッセルの参加があった。


朝、女はクリーニング工場に働きに出る。
部屋に残った俺はしょうこともなしに歌を作り始めた。
それまでにも歌は作っていたが、
「君の瞳が忘れられなくて星を見上げるボクなのさ」
などといったノーテンキなもので、
いかにバカな俺とはいえ、
ここまで追いつめられれば、
さすがに少しは地に足のついた、
生活感のある歌を作るようになった。
とにかくなんとかしなければと、
なにをどうすればいいのかわからないまま、ただあせって、
やれ社会主義がどうしたとか、やれ実存主義哲学だとか、
いきなりそんな岩波新書なんかも読み始めたりもして、
わかりもしないのに必死で背伸びしようと・・・、
今思えば笑ってしまうけれど・・・。



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▲レオン・ラッセル&ザ・シェルター・ピープル


そしてやはりその年発表されたレオン・ラッセルの2ndアルバム
「レオン・ラッセル&ザ・シェルター・ピープル」では、
ディランの曲「激しい雨が降る」「悲しみは果てしなく」がカヴァーされていた。

そんなことがすべて1971年に起きた。

ディランもレオン・ラッセルも随分おとなに見えていたが、
今 思えば29か30歳くらいだったわけか。
あれから45年。
おれはいまだ砂の岸辺にすわって、
川の流れを見つめている。

なんちゃって!

スミマセン!
ちょっと格好つけてしまいました。



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▲グレーテスト・ヒット第2集

その「川の流れを見つめて」のディラン・バージョンは、
ディラン2枚目のベスト盤「グレーテスト・ヒット第2集」で聴けます。
これも1971年の発売。

特にロック好きでなくても、
ディラン・ファンでなくても、
ぜひ一家に一枚!
宝箱のようなアルバムです。


2016年11月14日 (月)

泥臭くてルーズで汗臭くてヨレヨレで

今度のアメリカ大統領の選挙中は、
トランプさんのキャッチフレーズ「ドレイン・ザ・スワンプ」を耳にするたび、
若き日々(70年代初頭)に夢中になっていた「スワンプ・ロック」を思い出し、
胸を熱くしたおっさん達(60歳以上)も多かったんじゃないだろうか。

その「ドレイン・ザ・スワンプ」についた日本語字幕が、
「ヘドロを掻き出せ」になっていて、
「ヘー!スワンプって、ヘドロって意味だったのか!」と
この年になって初めて知った。

まあ、南部の湿地帯の熱くじめっとぬかるむ、
そんな雰囲気のことと思っていたので、
当たらずと言えども遠からずか。

ということで、
その「スワンプ・ロック」というやつ、
形式としてはっきりした定義があるわけではなく、
感覚的なものなので、
知らない人に説明しようとすると、
泥臭くて、ルーズで、汗臭くて、ヨレヨレで、
ビシッとしてなくて、
とか、
なんか、
そんな言葉を並べるしかないんだけど・・・。

で、
今日は、
そんなスワンプの中でも最も泥臭くて、
ルーズで、汗臭くて、ヨレヨレで、ビシッとしてない、
と、おれが思うロジャー・ティリソン、
そのロジャー・ティリソンの第2作、
デビュー・アルバムが1971年だからなんと32年ぶりの第2作、
2003年発表の『マンブル・ジャンブル』から、
「サウスウエスト・ウィンド」をお聴き頂きましょう!

と、
ここまで書いてたところで、
「スワンプ・ロック」は知らなくても、
ロック好きならその名は知ってるだろう、
それこそスワンプの沼の主みたいな、
レオン・ラッセルの訃報が入って来た(74歳)。

その前にはディランとは同じユダヤ人として、詩人として、
なにかと並び称されることの多いレナード・コーエン(82歳)の訃報を聞いたばかり、
ディラン関係のあいつぐ訃報にちょっとショック。
予定を変更してレオン・ラッセルのことを書こうかとも思ったが、
それはまた明日、落ち着いてからのことにしよう。

ということで、
何年経ってもヨレヨレのへたくそのロジャー・ティリソン、
32年ぶりの新曲をお聴き下さい。





▲「サウスウエスト・ウィンド」 ロジャー・ティリソン


はっきり言って傑出した曲ではない。
ディランなんかと比べると、
詞も曲調も凡庸だ(ま、そもそもディランと比べちゃいけないんだけど)。
ボーカルもあいかわらず素人っぽい。

だけど、おれは、
そして、おれは、
この凡庸さが、
奇を衒わない、飾りもない、
こけおどしもない、
この凡庸さがたまらなく好きだ。

偶然YouTubeで見つけ、詞を知りたくて日本盤を探し、
数日前手元に届き、
それからずっと聴き続けている。


  今もリーバイスとかカウボーイ・ブーツを履いてるよ
  そのおかげで地に足がついてるのさ
  カクテル・パーティーが得意じゃないのは生まれつきだな

  対訳:岩田祐未子

おれもいまだにジーンズだ。
20歳以降、ずっとジーパンにTシャツだ。
自慢することじゃないけれど。


そうでしかいられなかった、
また、そうでいられたこと、
幸運だったと思っている。


  俺は小さな町育ち
  南西風を追いかけて
  それが俺らしいんだ
  始めから終わりまで

  対訳:岩田祐未子


おれも小さな町育ち、
垢抜けてて、ビシッとしてて、清潔で、パリッとしてて、
キラキラしてて、ツルツルしてて、ピカピカしてて、
そんなのが苦手なのは生まれつきだな。
それが俺らしいんだ、始めから終わりまで。

2016年11月 8日 (火)

すぐになくなる小さな世界

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苔いちめんに、霧がぽしゃぽしゃ降って、
蟻の歩哨は鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、
青く大きな羊歯の森の前をあちこち行ったり来たりしています。
〔ありときのこ〕



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「あっ、あれなんだろう。あんなところにまっ白な家ができた」
「家じゃない山だ」
「昨日はなかったぞ」
〔ありときのこ〕



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あれはきのこというものだって。なんでもないって。
アルキル中佐はうんと笑ったよ。
〔ありときのこ〕



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あのね、すぐなくなるって。地図に入れなくてもいいって。
あんなもの地図に入れたり消したりしていたら、陸地測量部など百あっても足りないって。
〔ありときのこ〕



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そのとき霧の向こうから、大きな赤い日がのぼり、
羊歯もすぎごけもにわかにぱっと青くなり、
蟻の歩哨は、またいかめしくスナイドル式銃剣を南の方へ構えました。
〔ありときのこ〕



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ははあ、これがさるのこしかけだ。
けれどもこいつへ腰をかけるようなやつなら、すいぶん小さな猿だ。
〔さるのこしかけ〕


〔ありときのこ〕も〔さるのこしかけ〕も宮沢賢治さんの童話です。
興味のある方は、ネットの「青空文庫」でも読めますよ。

2016年11月 7日 (月)

どこへ行こうか夜の風

今の時代、
ネットに情報があがってなけりゃ
存在してないのも同じとかいわれたりするようですが、
われらがおっさんユニット「コクラ・ブギウギ・ブラザーズ」
略して「ブギブラ」も、
結成6年(うち5年は休眠)にして、
やっとその動画がYouTubeにあがりました。
相棒ヨリ君の知り合いの人妻が、
先月のライブをUPしてくれました。
ありがとうございます。
人妻殺しのブギブラです。
って、
コラコラ!

ということで、その中から1曲。
「どこへ行こうか夜の風」をお聞き下さい。

みんながやってる「ハーモニー」というやつを、
われらも一度はやってみたいと思いながら、
ハモるというのも、
出来る人はいともカンタンにやってるようですが、
おっさん達にはなかなか大変でして、
で、なんとかヨタヨタ、
ヨリ君のボーカルにおれが「ハーモニー?」をつけた?という、
もうね、人生いくつになっても挑戦だねという、
やればやれるという、ね、
今、なにかをあきらめようとしている人にとってはそんな励みに・・・、
は、
ならないかな?やっぱし。






YouTube: ブギブラ 2016/10/22 ②


  この頃酒に 弱くなった
  帰る夜道が 長くなった
  背負う夜空が 重たくなった
  見つめてたあかりが 遠くなった

  友達は 遠い街
  あの娘も今じゃ 遠い人
  戻れない 遠い日を
  恋しく思う こんな夜は

   どこへ行こう?どこへ行こう?
   どこへ行こうかね?夜の風
   遠い旅にでも出ようかね
   夜汽車の夢でも見ようかね


  曲がりそこねた 曲がり角
  わからぬままに 分かれ道
  迷い続けて 長い道
  道は今も 風の中

  古びた歌を 歌ってる間に
  街も時代も 変わってゆく
  たたずむ俺を 追い越して
  季節過ぎてく こんな夜は 

   どこへ行こう?どこへ行こう?
   どこへ行こうかね?夜の風
   遠い旅にでも出ようかね
   夜汽車の夢でも見ようかね


え?ハモってない?
いいんです、このルーズさがウリなんです。
え?そんなウリは誰も買わない?
うるさいなあ、おまえ、誰?
って、あ、オレか。


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この曲はずいぶん古くておっさんが20代の時作った曲。
長い月日に歌詞がころころ変わって、
昔のノートをひっぱり出してみたら
「あてもなく夜の町 金もなくうろついて」
なんて詞で始まってる。
昔からしょぼくれてたんだなあ、オレ・・・、グスン。
最近ようやく今の歌詞に定着。

というわけで、
単純な詞のようで、
じつはその裏にはひとりの男の人生の重さが、
なに?しょーもない人生だ?
しょーもない歌に、しょーもない講釈聞かされるのは人災だ?
だから誰なんだ、おまえ、
って、あ、オレか。
しつこいな!オレ。

ということで、
覚えやすい歌です。
帰り道、この歌をくちすざみますと、
不思議に一日の悲しみが、疲れが、癒されます。
さあ、みんなで歌いましょう!

って、
そんなことあるわけねえ!

って、またぁ、
誰なんだ、おまえ!

2016年11月 4日 (金)

よい秋や

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下るにはまだ早ければ秋の山 【波多野爽波】

というわけで、
社会の経済活動からはずれたおっさんは、
閑にあかせて秋の野山をうろついておりますが、
みなさま、お元気でしょうか?




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団栗の寝ん寝んころりころりかな 【小林一茶】



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行く秋のふらさがりけり烏瓜 【正岡子規】



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ぺかぺかと午後の日輪常山木(くさぎ)咲く 【飯田蛇笏】



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頬ぺたに當てなどすなり赤い柿 【小林一茶】
柿ひとつ空の遠きに堪へむとす 【石坂洋次郎】



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山は暮れて野は黄昏の薄かな 【与謝蕪村】



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をさな子はさびしさ知らね椎拾ふ 【瀧 春一】


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秋の空 露をためたる 青さかな 【正岡子規】



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大小の木の実を人にたとへたり 【高浜虚子】



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秋光のつぶさに光る日影かな 【松村蒼石】



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よい秋や犬ころ草もころころと 【小林一茶】


2016年11月 2日 (水)

ブギブラと申します

先月22日のフルショーライブの前座として、
5年振りの復活をはたした「コクラ・ブギウギ・ブラザーズ」
略して「ブギブラ」ですが、
その際の写真をお客様が送ってきて下さいました。
いやあ、捨てる神あれば拾う神ありですね。


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「ピンぼけなので送るのをためらってました」とのことですが、
イエイエ、あっしら、もうこれで充分でございます!

ということで右側、
四畳半フォークのなれの果てといったおっさんがランイチ、
左、ロッド・スチャートかロン・ウッドか?という髪型の青年、
いや、青年ではないな、中年初期?がヨリ。

私、ソロの時は
「オマエハサルダ!」とか「茹でガエルの歌」とか、
そんな、人によっては聴いてイヤ〜な気になりかねないような歌を、
ヨリの方は「ロックンロールの子供だぜい!」とか「酔っ払ってんじゃねえ!」とか、
そんなパンクな歌を歌ってるんですが、
これがふたりあわさって「ブギブラ」となりますとガラリと変わりまして、
ぼくの、わたしの、そしてあなたの、
誰もが日常で味わうであろう思い、
その涙に、笑顔に、ため息に、
寄り添い一緒に泣き笑うといった、
そのような歌をレパートリーとして、
広くどなたにも愛され親しまれようと、
そんな「みんなのうた」路線を歩んでおります(え?そうだったのか!?)。

例えば「夕焼け小焼けでまた明日」
「どこへ行こうか?夜の風」
「夜空がにじんでらぁ」とか、
ね?大体タイトルからして曲調が想像つくでしょう?


失意のうちにうなだれる人をそっと励ますような、
優しき人の、淋しき人の応援歌と言いますか、
かといって、最近ありがちなノーテンキな気楽な応援歌ではなく、
そもそもなんなんですかねえ、
よく知らないんですがこの頃の、
「ひとりじゃない!」とか「大丈夫!」とか、
スーパーの有線なんかで耳にするんですが、
やたら無責任な軽いことばの並ぶ歌、

「ひとりじゃない!」なんて言われたってねえ、おっさんひとりぼっちだし、
「夢はかなう!」なんて言われたって、叶わないまま還暦過ぎちゃったぞ!
「明日を信じて」とか、「あなたはそのままで大丈夫!」とか、
いくら言われたってねえ、
大丈夫じゃないんだって!
責任取るのか?コラ!
腹立ちますよねえ、
え?立ちませんか?
そうですか、
スミマセン!

話がそれました。
とにかくまあ、そういったことで、
あなたのおそばに「ブギブラ」、
呼んでやって下さい。

じゃ、呼んでやってもいいからサンプル音源を置いとけよ!って、
ことになるんですがねえ・・・、
スミマセン!
これがまだないんですねえ。
そこらがやっぱおっさんですねえ。

今の若い子達は気軽に動画を撮ってYouTubeにあげたり、
CD作ったりしてるんですが、
俺、まだ携帯も使えないもんなあ。

ま、今日のところは、
「そんなユニットもあるのね、
おっさんふたりって面白そうじゃない?
今度機会があったら聴いてみるわ」と、
頭の片隅にでも、
「ブギブラ」の名を置いて頂けたら、
それでよろしいのでございます。

ではいつの日か、
お嬢様のお眼にも、お耳にもかかれますように。


2016年11月 1日 (火)

秋は何処?

今日から11月、
と思ったら、
いきなり寒くなりましたね。
困りますねえ、
暑くもない、寒くもない、
ああ〜爽やか!
というのが秋なんじゃないんですかねえ?

ということで、
降ったり曇ったり蒸したりの、
そんな今年の10月の草花です。


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▲スズムシソウ【キツネノマゴ科】

これ、ご存知でしょうか?
あんまり見たことないんじゃないでしょうか?
私も見かけるのは一箇所だけ。
珍しいんでしょうかねえ?
これとは別にラン科のスズムシソウというのがありまして、
そちらは色とカタチが鈴虫に似てるからスズムシソウ、
こちらは鈴虫の鳴く頃に咲くからスズムシソウ、
だそうです。



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▲キンミズヒキ【バラ科】

同じミズヒキと名がついてても、
紅白のミズヒキはタデ科。
こちらはバラ科。
どこがどうバラ科なのか、花も葉もバラに似てるようには思えませんが、
草むらの中でひときわ目立つ、
その華やかさはやはりバラ科ゆえでしょうか?




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▲ヒメクグ【カヤツリグサ科】

丸い穂が可愛いですね。
紙の起源と言われるエジプトのパピルスも、
同じカヤツリグサのなかまだそうです。




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▲イヌコウジュ【シソ科】

漢字で犬香需。
やはりシソ科の薙刀香需というのがありまして、
そっちの方は漢方薬になる、
こっちはならないということで「犬」がつけられてしまいました。
そんな失礼な名前の由来にかかわらず、見つけると嬉しくなる可憐で小さな花です。




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▲コショウハッカ?【シソ科】

コショウハッカ、つまりペパーミントでしょうか?
葉はたしかにそれ系のスーッとする香りでした。
昔ハッカパイプというお菓子というか玩具というか、そんなものがありまして、
母と映画館に行ったとき買ってもらいました。まだ小学校前ですね、多分。
スースーとその風味を楽しむものなのに、
まどろっこしくてお菓子の部分を取り出そうとして、
破いて全部床に散らばしてしまって、
ああ、取り返しのつかないことをしてしまった、
元も子も無くしてしまったと、
その時の映画館の暗闇の感じとかいまだに覚えてるんですから、
人生で初めて味わった大きな喪失感なんでしょうか?
その頃からスケールの小さい私の人生!



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▲コムラサキ(白)【シソ科】?【クマツヅラ科】?

コムラサキというのに白いじゃないか!とお怒りかもしれませんが、
落ち着いて下さい、白いのもあるんだそうです。
その場合はシロシキブとも呼ぶそうですが。
図鑑によってシソ科だったり、クマツヅラ科だったりします。




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▲ヒメアザミ【キク科】

春のアザミは下手に触ると痛い思いをさせられますが、
秋のアザミはずいぶんしおらしい感じ。
秋はやっぱりアザミもしんみりしてしまうんですね。



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▲アキノノゲシ【キク科】

ノゲシというのも、
春に見る種類は結構葉もギザギザでいかめしい感じですが、
こちらは色も姿も控えめ、
秋はやっぱりノゲシもしんみりしてしまうんですね。




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▲ヨメナ【キク科】

 「野菊」

   遠い山から吹いて来る
   こ寒い風にゆれながら
   けだかくきよくにおう花
   きれいな野菊うすむらさきよ

  石森延男
  文部省唱歌

ご存知でしょうか?この唄。
いかにもこの時期にふさわしい美しい詞とメロディーですが、
最近はどうなんでしょう、今も歌われてるんでしょうか?
作詞の石森延男は映画にもなった「コタンの口笛」の作者だそうです。



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▲コセンダングサ【キク科】

普通でいうところの「花びら(舌状花)」がない、
普通でいうところの「花のまんなか(筒状花)」だけの地味なやつ。
ひっそり控え目なやつと思ったら、
実は花の後にはやっかいなひっつき虫になる。


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▲これがそのひっつき虫です

おとなしそうな顔した花にくらべ、
どうですか?これ。
それぞれの種子の先にはいかにも凶悪そうな爪が。
控えめなフリしてじつはあつかましい、
いますよね、こんなヤツ!
え?オレ?



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▲オカダイコン【キク科】

ダイコンとついてますがキク科です。
葉がダイコンに似てるということなんでしょうかね?
あまり似てるとも思えませんがねえ。
花だけ見て「タカサブロウ」か?と思いましたが、
葉が全然違うなあと調べて「オカダイコン」と知りました。



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▲ホシアサガオ?【ヒルガオ科】

葉も花もアサガオの1/5ほどのミニチュアアサガオ。
アサガオの名がついてますが、夏でなくこの時期に咲いてます。
ホシアサガオ(星朝顔)というほど星形に見えないので、
マメアサガオというのかもしれません。
でもマメアサガオは白いんですよね。
ピンクのマメアサガオというのがあるんでしょうか?




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▲ヒナギキョウ【キキョウ科】

この時期に限らず、じつは春夏秋、
結構いつでも咲いてるんですけどね、
でも目立たないので気がつきません。
気がつくととても可愛い花です。
最初は背の高いニワゼキショウだと思ってました。
どちらも小さくて、なかなかピントがあいません。



2016年10月31日 (月)

犬も歩けばひっくり返る

中型犬(約17kg)で16歳というと、
人間なら100歳くらいのお婆さんらしいので、
いつどうなってもという覚悟はしていたつもりだったが、
数日前の朝、
前夜のものを吐いて、
立てなくなって、
吠えなくなって、
なにも食べなくなって、
そんなことがあまりにも突然に一度に来たから、
さすがに驚いた。

いよいよ逝くのか?
でも格別食いしん坊のおまえだから、
こんなに腹ぺこのままじゃ渡る橋も渡れないだろうと、
大好きな缶詰を開けてやっても見向きもしない、
これはもう、本当にいよいよか?



翌日病院に連れていくと、
決してお迎えが来たわけではなく、
老犬には気圧の変化とかで起こりやすい
前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)というもの、
人間でいうメニエールのようなものだという診断。
言われてみると確かに眼球が左右に揺れているのがわかる、
そりゃまあ、
こんだけ眼が回ってりゃ、
そりゃ、立つどころじゃないわなあ。


吐き気止めや消炎剤やと注射3本打っていただいたが、
あとは人間のメニエールと同じく、
ひたすら安静にしているしか手はないらしい。




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「キョウハ ニチヨウビ」
 「ニチヨウビハ サンポノヒ」

それでも日曜日の朝には
ヨタヨタと門のところまで行き、
「サンポニ イキマショウ」と門扉の前で振り返る。
無理だよ、お前。

散歩を自分の務めとでも思っているのか?
(長年日曜の朝はおれと散歩する習慣)


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お前なア、
しばらく散歩はナシだよ。
この間の病院だけで15,510円かかったんだ、
再発されたら大変なんだ(財布が)。

頼むからじっとしてて、
早く良くなってくれ。



そんな顔すんなって!




ということで、
老犬を飼ってらっしゃる方、
犬にもめまいがおきます。
「前庭神経炎」です。
覚えておかれるとあわてずにすむと思います。

あっ、猫にも起きるそうです。
やっかいだなあ。


2016年10月26日 (水)

イヌタデ家の一族

このところ天気の悪い日が多くてちょっと残念ですが、
野を歩くとミゾソバがあちこちで可愛い顔を見せてくれてます。

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このように溝のそばに生えるからミゾソバか?と思いましたが、
「溝に生える蕎麦」なんですね。
つまり蕎麦もミゾソバも、
タデ科のなかまということなんだそうです。



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▲ミゾソバ

小さいけれど近寄って良く見れば実にきれいな花です。
ミゾソバ、ニワゼキショウ、サクラタデ、ヒナギキョウ、
ムラサキサギゴケ、ネジバナ・・・、
常に好きな花の上位。



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▲蓼喰う虫
 肩の白点が目立ちますね、シラホシカメムシでしょうか?
 本当の「蓼喰う虫」は、ヤナギタデを食べるハムシという
 小さな甲虫のなかまのことだそうです。
 で、ヤナギタデというのは、
 刺身のツマについてるあの小さな赤紫のやつだそうです。
 ご存知でした?
 私、今年初めて知りました。



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▲これは一番よく見かけるイヌタデ。
 実用的じゃない、役に立たないという意味で、
 イヌとかカラスとかキツネとか、
 そんな名が冠される植物が多いですね。
 カラスやキツネはともかく、イヌはねえ、
 犬は十分けなげに涙ぐましく役に立ってるのに・・・。


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▲オオイヌタデ
 これは白いですが、ピンク色のものも多いです。


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▲シロバナサクラタデ
 タデのなかでは大きさといい派手さといい、
 女王クラスでしょうか?
 でもちょっと気が強そう。



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▲サクラタデ
 こちらはさらにきれい!
 ほんのり頬を染めたタデのお姫様!
 この控えめに恥じらうような風情に男は弱い!
 シロバナサクラタデが「鏡よ鏡!世界でうんぬん・・・」と言うと、
 このサクラタデが映し出され、
 女王様は嫉妬に怒り狂って・・・、
 お〜、コワッ!!


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▲ヒメツルソバ
 これはよく見かける園芸種ですが、
 これもタデのなかまなんだそうです。



見かけは全く違いますが、
ミズヒキもタデ科だそうですよ。



イヌタデの一族、
なかなか多方面で繁栄を誇ってるようですね。

2016年10月25日 (火)

先日のライブ、次回のライブ【2016年10月】

ということで、
先日10月22日(土)は、
「ブギブラ、フルショー」のライブでした。

「ブギブラ」はランイチ&ヨリ、
2人のおっさんのユニットで5年振りの再結成!

ということで普通ならここに写真を載せるんですが、
今回は写真はありません。
だって、出演者側でしたから。
で、普通ならそういう時はお客さんが写真を送ってきてくれたりするんですがねえ〜、
誰も撮ってくれなかったみたい、
淋しいなあ〜!!

ということであっさり、
次行きます!

ということで、
メインの「フルショー」、
博多からやってきてくれました。

フルショーの敬愛する、
大御所の歌唄い「竹内ゆえ」。
その竹内ゆえから譲り受けたというステージ衣装をまとっての登場!
それにしてもあの華奢で細身?のゆえさんの衣装なのに、
巨漢フルショーが着てもピッタシですね、
不思議ですねえ・・・。


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▲その大漁旗を仕立てた衣装をまとうフルショー

まずは相方ジーナさんの、
音楽に乗せての詩の朗読という「ポエトリーラップ」。
残念ながら雨でパソコンが持ってこれなくて、
音楽なしのものになりましたがめげずに熱演。
そしてフルショーの「詞の朗読」、
さらにフルショーが自身のルーツのひとつだという絵本
ロシア民話「空とぶ船と世界一のばか」の読み聞かせ、
そしていよいよフルショーの弾き語りと、
多彩なメニューが繰り広げられ、
途中ヨリ君がギターで乱入という貴重な場面もありましたが、
これも残念ながら写真無し!
だって、おれもハーモニカで参入してしまいましたから。

ということで、
すっかり席亭という立場を離れて、
誰よりおれ自身が楽しんだフルショーのライブ!
いいんか?
いいんだよ、
これが楽しみでやってるんだ。



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▲絵本読み聞かせをするフルショー

神様は無邪気なものの味方をして下さるという話です。
タイトルに「世界一のばか」なんてついてますから、
この時代、もう発売されてないかも?と思いましたが、
調べてみるとちゃんと流通してるようですね、
日本はまだ大丈夫!



フルショー君の相方ジーナさんが、
コメントを寄せてくれましたので、
ここに転載させて頂きます。

  乱一さん。みにきてくださった皆様、スタッフさん。
  あの場にいた皆様。
  本当にありがとうございました。
  フルショーの長い長い絵本読みにも付き合ってくださって感謝してます。
  そして、私のカミカミの朗読。勉強しますね。
  また、お会いできる日を楽しみにしています。心よりありがとうございました。

ふたりは詩の活動もやってまして、
来月11月17日(木)、アクロス福岡でイベントを予定しています。
だれでもOK、入場無料ということですから、
詩に興味のある方は参加されては?
夕方6時からです。

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ということで、
来月11月は26日の土曜日、
すっかり恒例となりました「CAT'S & HAT'S」のライブです!!
60歳過ぎてギターを始めたカワカミケイコさんと、
そのギター教室の師匠フクヤマワタルさんとの師弟コンビです。

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時  11月26日(土曜日) 6時開場 7時半開演
出演 「CAT'S & HAT'S」
   (カワカミケイコ・フクヤマワタル)
席料 500円・持込み自由
   できれば出演者には投げ銭にて応援を!
場所 駄猫と本の部屋「ぶらん亭」
   北九州市小倉北区片野2丁目16-15  
   (居酒屋「たまりば」のビルの2階) 
   電話 093ー951ー6143
   モノレール片野駅下車、徒歩8分ほど


なお「CAT'S & HAT'S」、
普段のライブとちょっと違って半分貸切り的なライブになります。
過去2回とも超満員でした。
ご来場の方は当ブログかカワカミのほうへご予約頂いた方が確実です。

それではどちら様も良い秋の日を!

2016年10月20日 (木)

夜間学校をしました

ということで、
先日10月17日(月)は初の試み、
「ぶらん亭夜間学校」を開講しました。

第1回講座は講師にフクヤマ・ワタル師匠を迎え、
ボブ・ディラン「ドント・シンク・トワイス」の
いろいろなカバー・バージョンを聴き比べてみようというもの。

受講料1000円の上、さらに予約制という
二重のハードルを越えて来てくださった生徒さん、
さらに事務員さんに小使いさん、
総勢9名という予想以上の盛況!
ありがたいことです!

フォーク、ソウル、カントリー、ブルーグラス、
ジャズ、ポップス、インストゥルメンタル・・・、
多岐に渡るジャンルを、ワタル師匠がギター、ベースの生演奏を交えながら、
懇切丁寧、プロのミュージシャンならではの解説をしてくださいました。

わたし、助手として、
知ったかぶりで大きな顔するつもりでしたが、
ジャンルによっては生徒さんの方が詳しかったりして、
わたし自身が勉強させて貰う講座になりました。
参加くださった皆様、協力してくださった方々、
ワタル師匠、ありがとうございました!


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生徒さんたちからは、
「とても内容の濃い 並々ならぬ熱意がみちあふれた素敵な時間が皆さまと共有出来てしあわせでした」
「知らないことへの 遭遇の新鮮さと ワタル師匠の軽妙な生ギターでの解説もついて しあわせ感倍増致しました」
「ディランへの敬愛と音楽への博識にあふれるお話に感心しきりでした」
などとありがたい感想文も頂きました。
重ねてありがとうございます。


ということで、次のテーマは落語か、マンガかと思ってましたが、
「そんなことはいいから音楽ネタを続けろ!」という強引な意見や、
「ディランの音楽の歴史をもっと知りたいです」という優しいご意見も頂きまして、
ではまた11月か12月あたり、
次回もディランとアメリカ音楽とか、そういったネタでまいりましょうかね?

でも、ま、「落語の会にはなんとかして行きたいなぁ」という嬉しいご意見も頂いてますし、
はて、どうなりますことやら・・・・。
とにかく今後も「ぶらん亭夜間学校」、
こんな具合で続けてまいります。

真理の光もて闇を照らすぶらん亭夜間学校(え?そんなものなのか?)、
次回はあなたも、
ぜひご参加下さい。



2016年10月19日 (水)

秋の虫

  父ちゃん 虫けらってどんな虫?

  ハハハ 虫けらというのはね
  つまり世の中の何の役にも立たぬ・・・・
  うん?誰がそんな話した

  母ちゃんがね 父ちゃんは虫けらだって

  ・・・・・・・ 
  ・・・・・・
  うんそうだ 虫けらとは
  父ちゃんみたいなものだ

というのは、
つげ義春「石を売る」のラストシーンの父子の会話ですが、
いやあ、
身につまされますねえ。
え?つまされません?
そうですか。


虫けらというのは辞典をひいてみると
「虫をいやしめていうことば」とあります。
なんなんですかねえ、
別にわざわざいやしめなくてもいいじゃないですか、虫さんを。
虫がなんか悪いことをしたんですか?
健気に生きてるじゃありませんか!
可愛いじゃありませんか!

というわけで、
今回はこの頃見かけた秋の虫めら(オイオイ!)。


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ミズヒキにとまる赤トンボ。
絵になる一瞬なのに、ピンボケで残念!



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あまり見かけないトンボ。
ほっそりした胴体と羽根の模様をたよりに図鑑をみてみると、
ノシメトンボのオスではないかと?



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ヒヨドリバナにもぐるハナムグリのなかま。
ヒヨドリバナというのはヒヨドリが鳴く頃咲くのでその名がついたそうですが、
確かにこの頃、あちこちでピィーピィーと鋭い声が聞かれるようになりましたね。



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ショウリョウバッタ。
こどもの頃はオンブバッタという名で親子だと教えられましたが、
実はオスとメスで、小さい方がオスです。



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ハエでしょうか?ハチでしょうか?
花はフジバカマですね。



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これは初めて見ました、
キラキラ光るきれいな蛾。
サツマニシキというそうです。



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これも初めて見ました、
はねを水平に広げてとまるのが特徴という、
イシガケチョウでしょうか?



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セセリチョウのなかま?
花の名前もわかりません。



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シジミチョウのなかま。
つらい夏を乗り越えたのか、
羽根が破れてボロボロですね。
ガンバレ!



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オオセンチコガネでしょうか?
シロテングタケの写真を撮っていたら、
いきなりキノコがムクムクと動き出してドッキリ。
中から出て来たのがコイツです。
シロテングタケを食べてたようですが、
大丈夫なんでしょうか?



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昆虫ではありませんが、でんでん虫ということで、
参加を認めてやってください。
ナミマイマイでしょうか?



  これ、三太夫、今夜は十五夜じゃな

  御意にございます

  お月さまはでたか?

  おそれながら申し上げます。
  お月さまとおおせられましては、下ざまのことばにございます。
  上は、ご大身のお身の上なれば、
  月ならば月とおおせられまするよう

  ああさようか。
  余は、大名じゃから、さまをつけずに、
  月と申すのじゃな?

  御意

  どうじゃ、月は出たか?

  冴えわたりましてございます

  うん、しからば、星めらもでたか?

  そんなにいばらなくてもいいんで・・・・・

「盃の殿さま」
(講談社文庫「古典落語 続々々」興津要編より)


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